私のスズキ君

 スズキ君は現在、一緒にやって来たスギトウ君(弓)と共に、楽器屋さんに入院しています…。


 スギトウ君の方は重体で、前の持ち主の方が弓毛を緩めるのを忘れていたため反りが戻っていて、ヴァイオリンに慣れてきたら買い替えを考えたほうがいいですよ、と、修理担当の方から控えめにご意見を頂きました(悶絶)。
 肝心のスズキ君の健康状態は特に問題無く、駒を立ててもらうついでに、弦の張替をお願いするという検査?入院で済んでいます。
 弦の張替って本当は自分でやるものなんだそうですが、ヴァイオリンのちっこさに驚愕しているような初心者には到底無理。E線・A線に張ってあったドミナントという弦で、張替をお願いしてみました。D線・G線はスズキ弦(スチール)が張ってあったんですが、スズキの弦より音がいいですよ、ということだったのでドミナントにしてみました。お値段も数ある弦の中では手頃だったし(ここ重要)。
 しかし、常に予備を用意しないといけないほどよく切れるんですね、ヴァイオリンの弦って…。ドミナントだと、私が知っている限り店頭販売では最安のSでも、一セット4800円だかするんですが…(吐血)。


 でも、修理担当の方が錆びたE線で軽く鳴らした音だけで、どきどきしましたよ。
 やっぱりいいなぁ、ヴァイオリンって。